日本とベトナム

日本とベトナムの友好関係を考えるうえで
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日本とベトナムの友好関係を考えるうえで、2017年は画期的な年になりました。2月、天皇、皇后両陛下はベトナムを初訪問されました。両国は官民の協力で友好関係を着実に進展・発展させてきており、今回初のご訪問が実現したことにより、両国の友好関係が一層進展するものと期待されています。この他、安倍総理大臣、ミン・ベトナム副首相など両国首脳の相互訪問もあり、両国の友好関係は近年、高まりを見せています。

両国の関係は1973年9月21日外交関係が樹立されました。毎年両国政府の首脳会談が開催され「信頼のパートナー、堅固な安定」の方針で両国友好関係は維持されています。日本はベトナムの重要な経済パートナーであり、政府開発援助(ODA)の最大供与国です。電力・交通、農業・農村インフラ建設、教育・医療など5つの主要事業分野においてベトナムを長期に支援してきました。ベトナムに対する投資額が第3位で、日本の工業団地が増えています。

ベトナム政府は国の観光事業に力をいれており、特に日本人観光客の増加を望んでいます。このため、日本人観光客に対して短期ビザ不要(15日以内の観光、業務目的滞在は査証不要)のルールを実施しています。今後、更にベトナムを旅行する日本人が増えて、ベトナムの観光業が発展することが期待されます。

「日本で働きたい」「留学したい」と希望するベトナム人が多いのが現状です。日本語の勉強に加えて、桜祭り・日本文化研究コンテスト・日本語スピーチコンテストなど日本文化交流活動がさかんに開催されています。また、2011年3月に起こった東日本大震災時には、ベトナム国民から日本国への支援があり、両国の友好関係がさらに親密で強固なものになりました。

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